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-- サンダーキャットのフォーク移植記 その2 --

さて、その2です。


2-1. フォーク入手 

2001年10月某日
ネットオークションにて落札したサンダキャットのフォーク一式
(フォーク左右 + 三又上下 + アクスルシャフト + Fフェンダ)が、宅配便でうちに
来ました。



まずは落ち着いて検品です。
中古パーツですので不具合がある可能性もあります。

キズに関しては、
機能上問題になるような大きなキズはありませんでした。
転倒時、滑走した際にできる擦ったようなキズもありませんでした。

次は曲がりのチェックです。
ステムに左右フォークを付けて、ボトムケース下端の左右間隔をノギスで
計ります。
次に、片方のフォークを90度回転させて締め直し、また左右間隔をノギスで計る、
を繰り返します。
これを左右ともやります。 結果は、曲がりなしでOKでした。



2-2. 情報収集 

加工装着については、
既にTRXに同じサンダキャットのフォークを装着加工した人にメールで質問させて
いただいたり、現オーナー氏に走行会で一緒になった時に話聞いたりしました。

それから、TRXとサンダキャットの両車のフォークの寸法を測ります。


移植そのものは、

  ・フォーク径が同じなのでTRXのステムに、そのままサンダキャットの
    フォークが差し込める。
  ・フォーク全長はサンダキャットのほうが若干長いが問題なし。
  ・ボトムケース下端形状の違いから、TRXのホイルでは、両サイドに
    隙間ができてしまうのでカラーで巾寸法を埋める必要あり。

でできそうです。


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次にセッティングの検討です。
Racetech社 http://www.racetech.com/ のサイト
にて、TRXとサンダキャット両車のデータを調べます。
サンダキャットのノーマルスプリングは約0.8kgf/mmです。

輸入元RACETECH@FLATOUT社 http://racetech.flatout.co.jp/ のサイト
のスプリング選定表で、TRXの車重と私の体重を当てはめてみると、
0.8kgf/mmは許容範囲のようです。
よってとりあえずはサンダキャットのノーマルスプリングで試走してみることに
しました。
既装着TRXオーナー氏からは、硬いとのアドバイスもらってますし、
実際に彼のTRXのフォークを押させてもらった感覚でも硬い気がしたのですが、
油面を低めにしてなんとかならないかと考えました。

また、両車のオイルシール/ダストシールに互換性があることもわかりました。
TRXの4NX2以降の低フリクション型のシールを使うことにします。


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それから、サンダキャット標準の使用油種/油面などのデータを調べました。
他車に流用するとは言え、本来の標準値は知っておいたほうが、
後々セッティング時の基準になるはずと思いました。
自分にとってカートリッジ式フォークを扱うのが初めてということもありましたので、
サンダキャットのサービスマニュアルを入手することにしました。

だが、ヤマハ純正のものは恐らく高価だろうし、
逆輸入車のパーツ/マニュアルはフレームナンバーがないと出ないという話もある。

で、結局、英国Haynes社が車種別に出しているマニュアルを
北斗通商 http://www.carbook.co.jp/  のネット通販で買いました。
\4,800-です。(ついでにうちの4輪のも一緒に買って\9,600-でした)

内容は英語ですが、油種/油面/標準セッティング/分解手順などすべて掲載されて
います。



2-3. 採寸 

2002年1月前半
年内はメンテに追われ、フォークのほうは進展しませんでしたが、3月の
サーキットシーズン開幕に間に合うように作業開始です。

TRXとサンダキャット両車の、フォーク各部寸法をいろいろと計ります。
特にボトムケース下端、アクスル取付部の巾方向の寸法はなるべく高精度で
計ります。
基準とするのはフォーク下端のダンパーカートリッジ固定ボルト穴です。
フォークは旋盤加工されているはずなので、
この「ダンパーカートリッジ固定ボルト穴」は正確な「フォークセンタ」のはずです。

計るのはノギスですが、1/20mm単位で数値を読んで3回計った平均値を
1/10mm単位にして記録します。



次回に続く、、、。

 

 

 

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