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-- サンダーキャットのフォーク移植記 その3 --

さてさて、その3です。


3−1 採寸結果 

2002年1月後半
フォーク単体での採寸結果です。
  
  ・移植は、TRXホイルの左右にワッシャ状のカラーを追加するだけでOK。
  ・アクスルシャフトは、TRXとサンダキャットで共通部品である。

要は、サンダキャットのほうがTRXよりホイルハブ巾が広く、その分サンダキャットは、
フォークボトムケース下端のホイルが納まる部分が幅広になっている、という訳です。

では、カラーの設計(設計と言うほどのことでもない)に取り掛かります。



3−2 確認 

カラー設計の前にちょっとした確認作業を行います。
とりあえず車体にサンダキャットフォークとTRXホイルを組み付け、採寸結果から算出した厚さの
カラーを入れたと想定した位置にホイルを合わせて、ホイルが左右2本のフォークのセンターに
あるか確認します。



3−3 図面描き&製作手配 

図面は手書きで書きました。

材質の選定ですが、
切削加工できる高強度のアルミ合金といえばA7075ですが、今回のは面圧のみが掛かる
ワッシャ状のものであり、なおかつ当り相手がアルミダイキャストのボトムケース
(それほど硬いものではない)ことから、A7075までは必要ないとの判断で、A2017を選定しました。

A7075は俗に言う「超々ジュラルミン」、A2017は「ジュラルミン」です。



製作してもらう業者さんですが、特に普段から依頼している工場があるわけもなく、ネットや
タウンページでアルミ合金機械加工業者を探して、図面持ってとりあえず訪問してみることに
しました。

最初に行った業者さんは、結構大きな所でした。量産品を大量生産するような工場では、
素人相手の一品物製作は断わられるかもな、、、と思いながらも相談してみたのですが、快く
引き受けていただけました。 約一週間で物は出来てきました。


薄いほうをホイルの左、厚いほうをホイルの右に入れます。



3−4 入手したフォークのメンテナンス 

同時進行で、サンダキャットフォークの移植前メンテを行います。
前のオーナーがどんな使い方をしていたかわからない中古部品なので、オーバーホールします。

ただし、スライドメタルは再使用することにしました。
インナとアウタのガタの具合と、インナチューブの飛び石キズが少ないことなどから、走行距離は
少ないと予想されたので、アタリが程良く付いたメタルは交換しないほうが良いとの判断です。

シール類は、TRXの4NX2以降で使用されているローフリクションタイプのシールを使います。
(互換性あり。)





次回に続く、、、。

 

 

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