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-- サンダーキャットのフォーク移植記 その5 --

その5です。まだまだ続きます。


5−1 試走&セッティング開始 

2002年2月下旬、
いよいよ本格的に走り始めます。

まずは、サンダキャットのノーマルのデータを元に初期セッティングを決めます。
プリロード/伸び減衰/圧減衰はアジャスタで調整していくとして、フォークオイルの種類/粘度と
油面をとりあえず決めます。

私としては、油種はヤマハ純正で充分です。
粘度も、車重がサンダキャットとTRXで殆ど同一なので、サンダキャット指定の#5にします。

油面はサンダキャットの指定値から -10mmとしました。
これは、TRXのノーマルフォークスプリングは0.65kgf/mm、サンダキャットのノーマルスプリングは
約0.80kgf/mmで、かなり硬くなるとの先入観があったので、フォークの奥の入りは良くしてやろうと
思い油面は下げてセットしました。

実はこの辺は、フォークを車体に組む前のOH時に決めて、セットしておきました。




5−2 公道での実走 

実際に走ってみると、「硬い」という先入観とは裏腹に、非常にしなやかに良く動くように仕上がって
ます。 
ショックを吸収すべき時はスムースに動き、ダンパーが効くべき時は効いてムダな動きを抑える。
 「これがカートリッジフォークなのかっ。」と感動しながら走ります。



ひととおり峠も走ってみると、ちょっと姿勢変化が多い気もしてきました。
インナチューブに巻いたタイラップで残ストロークを見ても、結構ストロークしてます。しかしながら
これまでの、
「ノーマルフォークをサーキットでのフルブレーキに耐えれるようにセッティングしたもの。」の
突き上げの酷さに比べると、遥かに路面をしっかり捉えるのでこの時はそれほど不満に思い
ませんでした。




5−3 サーキットに持ち込んでみると、、、 

2002年3月2日、
次は私の主戦場、TIサーキットを走ってみました。



タイムUPまで期待して行ったのですが、、、、、
フォークがフワフワ動き過ぎて、とても乗りづらいです。
ダンパーアジャストを締め上げてもストロークし過ぎなのは変わらず、おまけにモスSの切り返し
で酷いフラレまで出ます。

どうやら、私の乗り方ではサンダキャットのフォークは硬いどころか、かなり柔らか過ぎるものの
ようです。

結局この後、フォークの油面をどんどん上げていくことになりました。
月イチペースくらいでTIに通いながら、6月には油面をサンダキャット指定値+5mmまで上げ
ました。

しかしながら、フルブレーキ時にフォークがオイルロックするところまで縮んで、タイヤが
「ギャッギャッギャッ」っと鳴く症状は治めることができませんでした。

「さらに油面を上げるか、スプリングを硬いのに交換だな、、、。」と考える日々がしばらく続いた
ある日、、、




次回に続く、、、。

 

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