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-- クランクシール交換(R) (2006/07月更新) --

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左のクランクシールを交換してから調子よく300km程走っていたのですが、

 ・マフラーからの白煙が多い
 ・ギヤオイルが減る(300kmでアッパーからロアレベル以下まで減る)

という症状に気付きました。

特に「ギヤオイルが減る」は、エンジンから外部に垂れ漏れた形跡がないので、そうなると、、、
冷却水路に漏れてるか、クランクシールからクランク室(2次圧縮室)に漏れシリンダー内で燃えて
いるかしか考えられません。

冷却水路に漏れるのは圧の関係でまずありえないので、
(逆に水圧で水がギヤオイルに混じるのはウォータポンプシール劣化した場合に起こる)
右のクランクシールがイカれてるかもしれません。
「マフラーからの白煙が多い」ことからも可能性濃厚です。

YSP店長の「この時期の2ストの長期放置車はクランクシールがヤられてること多いよ」
といった言葉がまたしても当たったようです。

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と、いうわけで交換です。ついでにウォータポンプシールも念のため換えます。


右クランクケースカバーを外します。




外したところで異物発見。ケース後下端に銀色のヒゲが見えます。
(クラッチ左下、茶鉄色のプレートの下。)




クラッチ、プライマリーギヤを外します。




この間画像なしですいませんが、クランクのカラーを抜いたら、古いクランクシールを外します。
このスプリングフックツールで引っ掛け抜きました。
(カラーを抜くとシール〜クランク間にクリアランスができるのでこのツール先端が差し込めます)




回収した異物達です。シールのリップとスプリングのカケラです。
これらを混合させた状態で350km程走ってました。。。。。




右クランクシールはインナーとアウターのダブルシールです。
インナーが二次圧縮室の気密を、アウターがギヤオイルのクランク室への流入防止を
受け持ちます。


外した古いクランクシール外側です。
見事にリップが欠落してます。




内側です。こちらはかろうじてスプリングが輪っかのまま残ってました。
でもリップから外れて中でクルクル回ってたようです。




カラーです。錆びがあればキレイに仕上げましょう。(程度によっては交換)




新シールとカラー、リテイニングプレートを組み終えたところです。
シールの挿入は、
「カラーにシールを挿入⇒セットのままクランクケースに挿入」しましょう。
「シールを挿入⇒カラーをクランクシャフトに挿入」の順序でやるとインナー側リップのスプリング
が内側に脱落することがあるそうです。




プライマリーピニオン、クラッチボスの締め付け時はギヤを入れ、リアホイルにこうやって
噛ませものをして行います。




続いてウォータポンプシールです。
シールピックで突付いても取れません。




「ストレート」で購入したベアリングプーラーの登場です。
これ、剛性不足でベアリングを抜くのにまともに使えたことがありません。




抜けました。初めてこのベアリングプーラーが役立ちました。




完成です。ギヤオイルアッパーレベルOKです。





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