-- アンダーカウル その2 --
さて、つづきです。
2サイクルのTZカウルにはオイル受けとするのに必要な後部隔壁がありません。その隔壁を
つくります。
t0.5mmのアルミ板を瞬間接着剤で仮固定して芯にします。そこにグラスマット、クロスを貼り、
樹脂を塗り固め隔壁を成形します。

固まったら全体をサンディングして仕上げます。
水抜き穴をあけました。サーキットではウエットの時以外は水抜き穴を塞いでおかなければ
なりません。 キャップを用意しました。


このキャップ、TRXのフレームサイドのゴムキャップの流用です。

塗装もしました。車体同色に塗る根気がなかったのでツヤ消し黒です。車体同色(メタリック)
だとキズの補修がたいへんですし。 塗装品質は「レーシングクオリティ」です。
※レーシングクオリティとは: どうせサーキットですぐコケて壊すだろうからと、適当に手を
抜いて仕上げること。
取り付けてしばらく走ってから気付いたのですが、やはりアンダーカウルは石跳ねでかなり傷が
つきます。 キレイに車体色で塗る場合はウレタンクリアで厚めにコーティングするなど、
「石跳ね傷対策」を施すほうが良いでしょう。
車体側の取付位置: TRX純正オプションのアンダーカウル同様に、前はクランクケース前部の栓
がしてある穴 (XTZ750のエンジンマウント用)
を利用します。下画像 赤矢印の示す穴です。

後ろはクランクケース後部下のノーマルエキパイの後部マウント穴を使用します。
アルミのフラットバーで造ったステーで真下に吊り下げます。

前の取付金物です。固定はナナメに割りの入ったカラーを締め付けます。


最後に熱対策の遮熱シートをカウル内側に貼ります。
エンジン下部でエキパイとカウルのクリアランスは10mm以上必要です。
最初クリアランス5mm程で固定して実走してみたらカウルが焦げました。
耐久性を考慮してクリアランス15mmに遮熱シート貼りとしました。

取り付けて完成です。ベースとなるカウルはもっと前後長の長いもののほうが良かったです。
現状のTZ250流用だとアンダーカウル後端がちょうどリアサスリンク部になるので、隔壁をリンク部より
前方に成形しましたが、容量がMFJ規定の最低量である5リットルギリギリになりました。
(装着状態で実際にメスシリンダーで水を入れ計量してみました。)
もっと前後長の長いカウルにしてリアサスリンクより後部に隔壁をつくり、容量に余裕を持たせた
ほうが良いと思います。
